つれなかりせばなかなかに―妻をめぐる文豪と詩人の恋の葛藤
2008年9月26日 読書
わたしがまったく知らなかった世界。
谷崎潤一郎、佐藤春夫との間に起こった「妻譲渡事件」
谷崎の妻、千代夫人をめぐる三角関係。
その頃は姦通罪というものがあり、
潤一郎とゆかりのある北原白秋が
獄舎につながれた事があるというエピソードも。
罪に問われても、恋は落ちてしまうもの。
しかも公然と行われていたりするのには
驚いた。
著者の瀬戸内寂聴自身もまた
既婚者の身でありながら
若い男性と駆け落ちしたり
出家する前は、色々あったし…。
文豪の世界には
そういう色恋沙汰も
書くために必要な事だったりするのかも。
谷崎潤一郎、佐藤春夫との間に起こった「妻譲渡事件」
谷崎の妻、千代夫人をめぐる三角関係。
その頃は姦通罪というものがあり、
潤一郎とゆかりのある北原白秋が
獄舎につながれた事があるというエピソードも。
罪に問われても、恋は落ちてしまうもの。
しかも公然と行われていたりするのには
驚いた。
著者の瀬戸内寂聴自身もまた
既婚者の身でありながら
若い男性と駆け落ちしたり
出家する前は、色々あったし…。
文豪の世界には
そういう色恋沙汰も
書くために必要な事だったりするのかも。
コメント